161213 与板城 実城(小山)
 
  「成年後見制度⑥」

   今年も残り半月ほどとなり、何かと慌ただしい時期となってき
  ました。コンサルタントの小山です。

   さて、今回は成年後見と相続に伴う特別代理人選任についてご
  説明したいと思います。
  
   前回の成年後見と相続のご説明の際、後見人と相続人の両方の
  立場を兼ねる場合は、利益相反(りえきそうはん:2つの異なる
  役割における利益がお互いに相反している状況)になり、遺産分
  割協議を行う際は、特別代理人選任申立が必要になる旨のご説明
  をしました。

   例えば、父親が亡くなり、母親が認知症で施設に入所しており、
  子供が2人の場合でご説明します。遺産分割協議を行うにあたり、
  まずは、母親の後見人選任のため、多くの場合は子供のどちらか
  1名が後見人として申立を行います。申立が認められると、上記
  のような利益相反の状態となります。その後、亡父の相続人以外
  の方を特別代理人候補者として、特別代理人選任申立を行うとい
  う流れになります。この申請時には、遺産分割協議書の案や相続
  財産の財産目録などを添付します。ここで注意が必要なのは、被
  後見人である母の相続分は法定相続分(この例では2分の1)を
  確保しなければならないことです。申請の詳細に関しましては、
  弊所までご相談ください。

   さて話は変わりまして、山城巡り第8弾として「与板城(よい
  たじょう):長岡市与板町与板」をご紹介します。

   与板城は、過去のNHKの大河ドラマ、「天地人」の主人公で
  ある直江兼続(なおえ かねつぐ)が、一時、在城していたことで
  知られるお城です。山城ですが標高が低く、また、登山道がよく
  整備されているので、気軽に登れる山城です。峰をうまく利用し
  て作られたお城で、堀切や曲輪が所々に見られます。前回ご紹介
  した、鮫ヶ尾城と同じく、春日山城に似たつくりとなっています。
  
   ところで、誠に勝手ながら、今回で山城巡りは一旦終了させて
  いただきます。今後は不定期にご紹介していきたいと思いますの
  で、次回をお楽しみに。

   寒暖の差が激しく体調を崩しやすい気候ですが、健康で明るく
  新年を迎えたいものです。 


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